パーキンソン病と言えば不治の病で治療法が見つかってい無いことで有名です。
アメリカの俳優マイケルJフォックスさんがパーキンソン病患者として有名ですが、
このパーキンソン病は脳の神経細胞からドーパミンが分泌されなくなることで、
発症するとされていて、様々な治療が今まで行われてきたものの
決定的な治療法が見いだせていません。

それがiPS細胞を使ったパーキンソン病の治療がラットを使って行われ、
その成果が報告されました。
そしてついに人への臨床試験としてiPS細胞を使った治験が京都大学で行われる予定です。
見込みは1年から2年以内の臨床試験開始で、iPS細胞で作った神経細胞を脳内に
移植することでドーパミンの分泌を期待するものです。

本人の細胞から作ったiPS細胞ではなく、他人由来のiPS細胞を使うことで
費用や安全性を確保することが出来るようです。
もしこの治験で効果が得られることになれば、世界的にも画期的なことで
パーキンソン病で苦しむ人たちにとって大きな希望となります。
それだけでなく、iPS細胞による治療が様々な分野において可能であることを
証明することにもなります。

iPS細胞といえば、加齢黄斑変性への治療が世界で初めて行われましたが、
治験例は今までありません。
他のプロジェクトでも心筋シートを使った治験を予定しているニュースもありますし、
今後はより幅広い病気に対する治療としてiPS細胞が活用されていくためにも
この治験が成功することを期待したいところです。