へその緒に含まれている臍帯血の中には幹細胞が多く含まれています。
その臍帯血の幹細胞を使って開発した薬の治験が開始されることになりました。
東京大学の医科学研究所が治験薬の開発に乗り出すようですが、
2016年度に安全性、有効性を確認するための治験が始まり、2020年の製品化を
目指しているようです。

治療の用途としては幹細胞が細胞の素となり、組織を修復する働きがあるので
血液のがんと言われる白血病やリンパ腫などで合併症への対応が見込まれます。
臍帯血を使った薬の開発は国内初ということで、治験の進捗に期待が持てます。

命に係わる合併症への効果が期待できるということで、難病治療の光明が
見えてくるのではないでしょうか。
実際の患者に対して適用して効果を確かめる手法なので、健康体の人が
受ける治験とは異なっていますが成功してほしいですね。

このように治験は色んな病気に対する薬の開発に欠かすことができません。
人体実験だと批判する人もいますし、治験に参加するなんてとんでもない!と
敬遠されることもありますが、本当の理解が進んでいないように思います。
誰しもが風邪を引いたり、体調が悪くなった時に飲む薬だって治験があるからこそ
開発できて販売さえているわけです。
そういうことを忘れて、「治験は危険!」と言うのはちょっと違う気がしますね。
難病になってから、ああもっと効果のある薬があればいいのになぁ~なんて
思っても時すでに遅しってこともあるのです。