治験ボランティアは短期間で高額を稼ぐことができるとして
アルバイト感覚で行っている人が多いようですが、
万が一治験に参加して副作用が出たら補償してもらえるのでしょうか?

まず、前提条件として治験は有効性や安全性が確認されていない薬を
参加者に投与し、経過を観察し有効性や安全性を確認する実験です。
投薬の実験としては最終段階であり、動物実験ですでに
安全性が確認でき、人間でも大丈夫だろうと判断された薬です。
しかし、実際に人間で実験したわけではないので
試してみたら、人間には副作用の出る薬だったというケースや
動物は言葉が話せないので伝えられなかったが思わぬ作用が生じる
ということも考えられるのです。

また海外では一般的に使われている薬で
日本でまだ承認を受けていないものを日本で使えるようにするための
実験というのもあります。
この場合既に海外では副作用が出ていないことが分かっていますから
多少安心感が違ってくるでしょう。

いずれにせよ、副作用が出た場合には製薬会社から保障が出ますし
副作用を取り除くための適切な治療が受けられます。
病気の治療に大きく関わるボランティアです。
説明を受けて不安を感じたら断ることもできますから
興味のある人は具体的な説明を一度受けてみるのもいいですね。